Oracleユーザプロファイル確認方法
Oracleではユーザ毎にリソース制限、セキュリティ制限を設定することはできず、必ずユーザと紐付けられているプロファイルにリソース制限、セキュリティ制限を割り当てることになっている。つまり、ユーザのリソース制限、セキュリティ制限の確認のためには紐付けられているプロファイルを確認しなければならない。
また、プロファイルの割り当てられていないユーザ存在しない。明示的に割り当てていない場合、デフォルトではDEFAULTプロファイルが割り当てられる。
- ユーザに割り当てられているプロファイルを確認するSQL。
SELECT USERNAME,PROFILE FROM DBA_USERS WHERE ACCOUNT_STATUS='OPEN';
- ユーザに割り当てられているリソース制限、セキュリティ制限を確認するSQL。
SELECT s.USERNAME,t.RESOURCE_NAME,t.LIMIT FROM DBA_USERS s,DBA_PROFILES t WHERE s.PROFILE = t.PROFILE AND s.USERNAME='SYSTEM';
例ではSYSTEMユーザに割り当てられているリソース制限、セキュリティ制限を確認。
最終行を消すと全てのユーザについて確認できるが、検索結果がDBA_USERSとDBA_PROFILESの直積となってしまうので、注意。
- 最後にプロファイルの変更方法。
ALTER PROFILE プロファイル名 LIMIT名 値;
再起動なども必要なく、瞬時に変更される。