サーバ管理者が知らなきゃいけない3つのコマンド
今日はサーバ管理者が知らなきゃいけない3つのコマンドのお話です。
ごめんなさい。知ってたら便利だよぐらいにしておきます。
tasklist
まず一つ目は「tasklist」コマンドです。
tasklistは現在動作しているタスクの一覧を表示するコマンドで、
ご存知Unixでの「ps」相当になります。
また、スイッチもわりと便利なものが多く、
- /fi ⇒条件に一致したものを表示
- /svc ⇒プロセス内部のサービスも表示する
とかがあります。
netstat
二つ目は「netstat」。
これもサーバ管理者や、ネットワークエンジニア御用達のコマンドです。
基本的な動作としては使用しているポート番号が表示されるコマンドですが、
上記「tasklist」と合わせてプロセスが使っているポート番号を調べたり、
下記スイッチを組み合わせて、ルーティングテーブルを調べたりできます。
- /a ⇒全ての接続と、listenポートが表示される
- /n ⇒アドレスとポートを数値形式で表示する
- /r ⇒ルーティングテーブルを表示する
net start
最後は「net start」です。
「net」コマンドには多くのサブコマンドがあるが、サーバの運用時に必ず使うのが
「net start」でしょう。
「net start」はサービスの起動に関連するコマンドです。
サービスの起動を行うこともできますが、「net start」のみを実行すると、
起動しているサービス一覧を取得できます。
再起動前後で「net start」をtxtにリダイレクトしておき、
fcコマンドで比較すれば、サービスの起動漏れを防げます。