Oracle Master Gold10gをエンジニア二年目までに取得する方法
先日Oracle MasterGold10gを取得したので、取得を目指している同期、後輩のためにエントリーしてみた。
煽りタイトルなのはご愛嬌。
まずOracle関連の取得順
・SQL基礎1
・Bronze10g
・Silver10g
・管理ワークショップ2
・Gold10g
SQL基礎1、Bronze、Silverに関しては下記エントリー参照のこと。
- Oracle Master 合格方法まとめ
<http://d.hatena.ne.jp/akisu56/20100515>
はじめに
「Goldは余裕」、「Silverの方が難しい」
ネットで見たり実際に持っている人から結構聞いたりする。
謙遜もあると思うが、Bronze→Silverの壁がかなり高いため、
Silverが難しく感じるのだと思う。
ただ、Goldは決して簡単な試験ではないため、準備を怠らずに、
試験を受験してほしい。
教材
- 黒本
なにはなくとも黒本はお勧め。
むしろ受ける人で持っていない人がいるのか?といった教材
オラクルマスター教科書Gold Oracle Database 10g【DBA10g】編
- 作者: 代田佳子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 48回
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- Oracle研修PDF
研修を受講すると手に入れることが出来る教材PDF。
このPDFが教材として非常に優秀なため、研修を受けてから受験することを強く推奨する。
- Oracle公式マニュアル
Oracle公式HPからダウンロードできるマニュアルも非常に有効。
種類が多く、すべて網羅することは不可能だが、バックアップ関連は見ておいて損はない。
研修と試験
Gold10gに認定されるには、必須研修の受講と試験の合格が必要となる。
研修は10万円程度の費用が掛かるので、多くの人が試験→研修の順で受けるが、
既に述べたとおり、研修受講に伴い取得できるPDFが非常に優秀なため、
僕は研修→試験の順をお勧めする。
勉強方法
今回は受験まで3ヶ月程度の期間を要した。
Silver受験から間隔が空いたのも大きいが、バックアップ&リカバリの理解に
多くの時間を費やしてしまった。
正直3ヶ月程度の時間を費やせば、落ちることはないと思う。
基本的には黒本を確認し、わからないものはPDFで確認の繰り返し。
それに加え今回は黒本で理解が曖昧なものについて自前で問題集を作成した。
資格試験を受験するときは結構問題集を作成するが、今回は過去最多の量となった。
今回試験対策として実機を利用したトレーニングはしなかった。
データベースはそもそも業務で利用しているし、一番確認したかったAMS構成を
試すことができないのが最大の理由。
今回の受験に利用したPDFは下記の通り。
全てiphoneに格納して暇な時に確認した。
・管理ワークショップ2
・AMSデータチューニング管理
・バックアップ&リカバリ基礎
MCP受験予定
会社からMCP受験バウチャを2枚ゲットしたので、
3月、4月でMCPを受験予定。
受験科目は下記どちらかを考えている。
- 70-290+70-291
70-290(Windows Server2003管理)70-291(Windows Server2003ネットワーク)を受験。
取得後70-270(Windows XP)を受験してMCSAを目指すコース。
- 70-290+70-642
70-290(Windows Server2003管理)70-642(Windows Server2008ネットワーク)を受験。
メインストリームのWindows Server2003の勉強と今後メインとなるであろうWindows Server2008の
ネットワークを勉強するコース。
MCITPはあまり興味がないので、資格的にはMCSA→MCSEが理想なんだが、今更感も拭えない。
とりあえず、
一科目目 - 70-290 (3月末)
二科目目 - 70-291 or 70-642(4月末)
予定で考えておこう。
データベーススペシャリストも4月受験するので、割と忙しいな。
ブログ復活
半年以上サボっていたブログを再開しようと思う。
文章力向上と自分の外部ストレージとして。
直近のネタとして以下のエントリーを書く予定。
・Oracle Master Gold10g
・データベーススペシャリスト
・(VCP)
Win2k,XPSP2サポート終了
2010/7/13を持ってWin2k,XPSP2のサポートが終了した。
サポート終了に伴い、同年7月に公開されたセキュリティパッチが、対象OSに対する最後のセキュリティパッチとなる。
XPに関してはSP3に上げれば問題ないが、Win2k Serverに関してはまだ当分の間は稼動し続けることになると考えられる。
SAVなどは当然サポートを続けるだろうが、リスキーなことに変わりはない。
ソフトウェアの対応の問題や、費用などの問題もあるが、できる限り早めのアップデートを実施したい。
- Windows7月分セキュリティパッチ
<http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-jul.mspx>
- サポートが終了した OS は危険です!
<http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-jul.mspx>
情報処理NW申し込み
10月の情報処理技術者試験[ネットワークスペシャリスト]の申し込みをしました。
前回2009年度は撃沈されたので、今回は合格したい試験だったりします。
試験対策は例によって午後を中心に勉強していきます。
申し込み期限は8/17(火)までなのでお早めに。
- 受験申し込み
<http://www.jitec.ipa.go.jp/1_01mosikomi/_index_mosikomi.html>
情報セキュリティスペシャリストに三週間で合格する方法まとめ
4月の情報セキュリティスペシャリストに合格したので、勉強方法まとめ。
勉強期間は3/29〜4/18。
時間としては平日2時間×15+休日3時間×5=45時間。
平日はだいたい通勤の電車内で勉強。休日の勉強時間が少ないのは4月は休日の出勤が多かったため。
一週間目
まずIPAで過去二回分の過去問午前を入手し、解いてみた。
過去二回とも80%を超えていたので、午前対策は不要と判断。
高度試験の肝はなんと言っても午後なので、ここで平均70%程度取得できていれば、午前対策に時間を使う必要はない。
二回分なら添削含め2時間程度で完了するので、早めにチェックしてみた方が良い。
過去問で午前に問題がなければ、いよいよ午後の対策をすることになる。
使用教材はITECの午後対策本。
この教材は前半解説+後半過去問題で構成されているので、最初の一週間で前半の分からない部分をまとめる。
- IPA過去問
<http://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hani_sukil.html>
情報セキュリティスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策〈2010〉 (情報処理技術者試験対策書)
- 作者: 三好康之
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2009/12
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 243回
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二週間目
二週間目は午後の過去問をひたすら解く。
ただ、IPAの過去問では解説が少なすぎるので、ITECの過去問を利用する。
問題を解く→解説確認のループが一周したら、解説のみ読むことをお勧めする。
解説を読むことで、解答の表現方法など問題への対応能力を上げることができる。
また、一通り確認が終わった段階で、IPAの情報セキュリティページを確認しておく。
多くの文書が公開されており、最新事象や流行が手軽にチェックできる。
セキュリティプログラミングを選択する場合、確認必須。
- IPA 情報セキュリティ
<http://www.ipa.go.jp/security/index.html>
- IPA 情報セキュリティ 資料・報告書・出版物
三週間目
最後の週でようやくIPAの午後問を利用する。
事前にITECの過去問を解いているので、大体の部分は解答することができると思う。問題を解く→解説確認のループを行いましょう。
午後過去問で70%以上を取得できれば安心して試験の受講ができると思うが、気を引き締めて受験しましょう。
セキュリティプログラミングについて
午後1で毎回問われているセキュリティプログラミングだが、選択する場合は要注意。
得意な言語で出題されるとは限らず、更に対策も時間がかかる。
僕は捨てました。4問から2問選択が3問から2問選択になるというリスクがあるが、選択する時間が減るメリットもあり、良かったと思う。
雑感
今回セキュスペを受験してみて、やはり高度の肝は午後であると確信した。
前々回のネスペ不合格が効いたのかな。
また、今回は特にNW分野での出題が多くなってきたように感じた。
これから更に顕著になっていくだろう。
午後2の問2なんてネスペかと思ったし。